ボルネオの生物多様性保全、自然環境保護の活動を通じて、人と動物が共に生きることのできる未来をつくる

代表からのメッセージ

熱帯雨林は地球上の陸地のうちわずか7%しかないにもかかわらず、地球上の50%以上の生物が生きると言われる生物多様性の豊かな場所です。マレーシアのボルネオ島では1960年代から木材調達を目的とした大規模な熱帯雨林の伐採が始まったほか、1980年代にはアブラヤシプランテーション開発が急激に進み、広大な面積を占めていた熱帯雨林は細かく分断され、途切れた土地になってしまいました。わずかに残った森林保護区の生態系は環境の変化にきわめて脆弱です。

オランウータンやテングザル、ボルネオゾウなどボルネオに生きるたくさんの固有種を含む動物たちが絶滅の危機におちいっています。日本は高度成長期にボルネオから輸入した木材を使ってビルの建築を進め、現在はパーム油を輸入して加工食品や洗剤などを製造し、消費しています。

次の世代の子どもたちはいまの私たちが残した地球環境で生きていくことになります。たくさんの輝く生物に囲まれ、いのちをつないでいける社会を実現するためには、まず大人が頑張らなくてはいけません。

消費者、生産者、民間企業、政府、NGO/NPOが共同して行う多面的なアプローチが求められています。BCTJのプロジェクトである分断された生態系をつなぐ『緑の回廊』や『吊り橋プロジェクト』は汎用性の高い生物多様性保全の実践例であり、ボルネオゾウを一時的に保護するためにつくられた『野生生物レスキューセンター』は即効性のある生物多様性保全の緊急手段です。

皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

ishida
特定非営利活動法人 ボルネオ保全トラスト・ジャパン
理事長 石田おさむ

東京都出身。東京大学文学部卒業後、東京都へ入庁。上野動物園で経理業務を担当し、動物園の運営に本格的に関わる。

葛西臨海水族園園長や多摩動物公園副園長を務めたのち、帝京科学大学生命環境学部アニマルサイエンス学科で教鞭を執るほか、学科長を兼任。現在は特任教授として在籍。

世界150ヵ所以上の動物園訪問歴を活かし、現在はBCTJ理事長と兼任で千葉動物公園園長として同動物園の改革に力を入れる。

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この事業は「国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)」が推奨する事業として認定を受けています。