お知らせ

6つの動物園との共同プロジェクトがスタート

2018年8月24日、愛知県豊橋市役所で『ボルネオ保全プロジェクト』発足の発表記者会見を行いました。

記者会見には佐原光一豊橋市長、佐藤那須・神戸どうぶつ王国および日本動物園水族館協会生物多様性委員会委員長、BCTJ理事の坂東元旭山動物園園長、青木事務局長が出席。それぞれの言葉での決意表明と記者からの質問に答えました。

このプロジェクトは、北海道の旭川市旭山動物園、愛知県の豊橋総合動植物公園、福岡県の福岡市動物園、鹿児島県の鹿児島市平川動物公園、栃木県の那須どうぶつ王国、兵庫県の神戸どうぶつ王国と認定NPO法人ボルネオ保全トラスト・ジャパン(BCTJ)が提携し、BCTJがマレーシア領ボルネオ島サバ州で進める自然環境保護・生物多様性保全事業進めていくものです。

BCTJと旭山動物園は2008年ごろから「恩返しプロジェクト」と称し、ボルネオの野生動物の中でも特に危機的な状況にあるボルネオゾウの保護活動に取り組んできました。

これまでに、保護したゾウの移動用オリの寄贈、一時的な保護・飼育のための施設の建設、 軽トラックの寄贈(協力:ダイハツ工業株式会社) 粉ミルクの支援(協力:クリステル・ヴィ・アンサンブル)を行っています。また継続的な支援として保護施設に常駐するスタッフの人件費や保護されたゾウのエサ支援を続けています。

動物園は、現地で必要とされている動物の飼育、移動、施設設計における専門的な知識と技術を持っています。また生物多様性保全や野生動物の域内保全といったいのちを未来につなぐための問題を考える環境教育を行うのにも最適の場所です。

6つの動物園と同時に提携し、協力していけることは、現地への支援においても、また日本においてボルネオの現状を伝え、私たちの活動を広げていく上でも大きな一歩だと考えています。

日本において動物園が域内保全に積極的に関わっていくこと自体が先進的な取り組みであり、行政の垣根を超えて協力関係を結ぶこともこれまでにない画期的な出来事です。BCTJの理念「動物と人が共に生きる社会をつくり未来につなぐ」のために、動物園とNPOがともに手を携えて一致団結できることは本当に嬉しく、心強いことです。

これからも応援をよろしくお願いします。

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