プロジェクト

【10/25】4号橋調査

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2011年9月25日、中西はバトゥ・プティ村の住民組織KOPELの代表であるロスリー氏と4号橋の状況を見るためにタカラ川を訪問した。

上流に向かって右岸は人口のAフレームと呼ばれるスティールパイプで組み立てた支柱により吊橋が支えられている。Aフレームは安定もよく、しっかりと設置時の状態を維持していたが、Aフレームの最下部に取り付けてあった補強用のパイプは盗まれていた。

代わりに地上から1m付近に木の枝が結わえつけてあった。これは漁師が河岸に上がり休息した時にテントを張ったあとと推測される。フレームの下部にはたき火の跡も見られた。

フレーム上部には監視カメラが設置されているが蓋が数センチ開いているのが確認された。カニクイザル、ブタオザルによるものと思われる。

対岸の支柱の木も設置時の状況と変化なし。監視カメラは設置時と同じ状況であった。

吊橋の状態も設置時と同じ状況で、上下のホースは絡まり、ロープ上の吊橋となっている。

補足:
バヌア博士からの10月16日の報告によると、10月17日には、バヌア博士とサイモンが現場に行き、カメラデータの収集と、吊橋のもつれをほどく作業を行う予定になっている。

10月23日現在、バヌア博士、サイモン氏からの連絡はない。

【6/7】吊り橋4号のレポートができました。

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5月にかけた4号橋のレポートができましたのでご覧ください。

第4号吊橋プロジェクト報告書

【架橋場所】タカラ川
【架橋期間】2011年5月9日~5月16日(準備期間は別)
【架橋法】人工のタワーを支柱とする吊り橋(片岸は樹木。吊り橋の素材は消防ホース)

【6/1】オランウータンの吊り橋4号、人工支柱を使って架橋しました。

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2011年春の豪雨のため、支柱としていた樹木が倒れ、3号橋も崩落してしまいました。5月9日から14日まで日本人チームが現地に入り、現地の専門家、NGOといっしょに、4号橋を架けました(3号橋の架けなおし?)。支柱になりそうな樹木は周囲にはなかったので、人工の簡易タワーをたてるという初めての試み。例年なら地面はしっかりしている時期なのですが、今年はぬかるんでいて、長靴を抜くのも一苦労だったそうです。完成は日本チームの帰国後、完成した橋の写真を楽しみにしているところです。詳しいレポートは後日掲載します。

また、動物園人が現地作業に参加するのは、単に橋を架けることだけでなく、現地での体験を日本の人たちに伝える意味もあります。それぞれの動物園でのイベントなど今後色々な機会がありますので、そのつど告知させていただきます。千葉動物公園の伊藤さんの報告会は、6月22日の東京月例会で行います。

【8/26】10月、オランウータンの吊り橋3号橋をタカラ川に架橋します。

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キナバタンガン河川調査を2010年2月に行った結果、オランウータンの生息域が河川によって分断されているボトルネックが7カ所明らかになりました。現地の野生生物局、研究者らと協議し、緊急度が高いタカラ川(LOT5近く)に、吊り橋3号橋を架橋することになりました。 廃棄消防ホースを使ったシンプルな構造にする予定です。

写真はタカラ川(川幅30-35m)

【7/13】日本の動物園と協力して架けた消防ホースの橋を野生のオランウータンが渡りました。

クロザル

本日、現地サバ州キナバタンガンのスカウ村でオランウータンブリッジ及びその監視カメラの維持管理を行っているJamil Sinyor Aming氏から、メナンゴール川に架けた吊橋を渡るオランウータンの姿を監視カメラがとらえていたとの報告が入りました。メールには2枚の画像データが添付してあり、その両方に一人のオランウータンが写っています。画像データの日付は2010年6月27日13:28となっています。

6月30日夜、ジャミール氏と筆者とのスカウでの面談時に彼はすでにデータを入手しており、デジタルカメラのモニターでオランウータンらしきものが認識できるという報告は受けていましたが、その時点では確かめるすべはなく、後日コンピューターの画面で画像が確認され、複数枚あると思われるデータのうち2枚が送られてきました。頭部顔面が明瞭には写っていませんが体毛の色・質、四肢のバランスなど身体的特徴から判断してオランウータンであることは間違いありません。

この吊橋はBCTジャパンのボランティア、サバ州野生生物局、地域住民の共同作業により東住吉消防署の寄付による中古消防ホースを素材として2008年4月にマレーシア、サバ州、キナバタンガン地区スカウ村、キナバタンガン川支流のメナンゴール川で製作設置されました。センサー付きカメラによる監視が断続的に行われていましたが、今回は2010年5月に筆者が現地に赴き、ジャミール氏の協力を得て設置し、ジャミール氏にバッテリーの交換、メインテナンス、月2回のデータの収集を依頼しておりました。カメラ設置以来2度目のデータ分析でこの度の結果を得ました。
(BCTジャパン理事 中西宣夫)

BCTジャパンは、ボルネオの野生動物のために、分断化された生息地をつなぐ「緑の回廊」や吊り橋架橋を行ってきました。吊り橋1号は、軽くて丈夫な消防ホース(東住吉消防署からの寄付)を鴻池運輸(株)、サラヤ(株)の協力を得てボルネオに運搬し、オランウータン飼育担当の黒鳥英俊さん(当時;多摩動物公園:上野動物園)、水品繁和さん(市川市動植物園)らBCTジャパンのメンバー、地元の村人たちによって架けられました。

センサーつき監視カメラは、小川光輝さん・直子さんが製作担当(東銀リース㈱による資金提供)。カタツムリやサル(?)などの妨害が多く、西表島や東山動物園などで実験を重ね、2010年5月に設置し、ジャミールさんにメインテナンス、月2回のデータの収集を依頼していました。カメラ設置以来2度目のデータ分析でこの度の結果を得ました。

  • 【設置場所】メナンゴール川(キナバタンガン川支流 Lot4)
  • 【設置時期】2008年4月

【2/3】名古屋市東山動物園のクロザル舎で、監視カメラの耐久実験をしていただきました!

クロザル

名古屋市東山動物園で、実験の様子を見学させていただきました。この日、名古屋は朝から雪が舞っていたらしく、このところ1番の冷え込みだったそうです。午後に動物園に着いたときには、まだうっすら雪がとけ残っていました。

こんな寒い日なので、クロザルさん(凶悪そうな顔をしている)は、2時過ぎには、監視カメラの設置してある屋外の運動場から屋内に移ってしまい、実験の様子は数十分しか見られませんでした。しかし、そんな短い間にも、クロザルさんはカメラに座ったり、かじったり、出っ張りを指で触ったり、カメラにおしっこをひっかけたり、なかなかのいじりっぷりでした。

園長さん、副園長さんをはじめ、東山動物園の飼育担当の皆様に、サルの行動の特徴や興味を持つポイント、オランウータンの行動など、色々と貴重な情報を教えていただき、ご助言を頂きました。ご協力、本当にありがとうございます。

1週間のクロザル舎での実験を終えた監視カメラは、噛み跡などの傷や、小さな破損はあるものの、あと少しの改良で、なんとか、吊り橋への設置ができそうです。

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