ボルネオではアブラヤシのプランテーションがどんどん開発され、野生生物のすみかである森林はなくなったり、小間切れにされています。一方、アブラヤシから採るパーム油は植物油生産量第1位、食料、洗剤、バイオ燃料などに使われ、70億人が食べていくには必要不可欠です。生物多様性保全と食料問題の解決・・・BCTジャパンでは、この問題を考える手立てとしてパーム油白書を作成することにしました(作成にはPanasonic NPOサポートファンドの助成を受けています)。
「パーム油白書2011」の内容は、国際シンポジウム「生物多様性と企業の役割~認証パーム油飲最新動向」(2011年2月)の記録と、パーム油関係の統計集です。シンポジウムには、「持続可能なパーム油のための円卓会議」(RSPO)の関係者、現地の野生生物局、国際NGO、日本の企業などさまざまな立場の方が参加しています。
パーム油を使用している企業の方、開発や生物多様性保全に関心のある方、興味のある方は是非読んで下さい。
| 仕様 | A4 56ページ |
|---|---|
| 価格 | 1部 800円(消費税込み)送料は3冊まで80円。 |
| 申し込み | BCTジャパン事務局(info@bctj.jp)まで |


1月8日、板橋区立熱帯環境植物館で、子ども向けワークショップを開催。まずは、市川市動植物園の水品繁和さんが、クイズをいれながらオランウータンは樹上生活をして泳げないなどの生態や、森林がなくなって困っているという話をします。
次に、ズーラシアの宮川悦子さんがMCで「生息地分断ゲーム」(考案・長倉かすみさん)を行います。舞台はボルネオの熱帯雨林。森に見立てた段ボールの中を、川(ブルーシート)が流れ、オランウータンである参加者たちは自由に森を行き来して、バナナやドリアンなどの果物を採っています。ところが、プランテーションの開発者がはいると、森がどんどんなくなり(段ボールをとってしまう)、参加者たちはあちこちの森に取り残されてしまいます。そこで、参加者たちにインタビュー。「息子と離れ離れになってしまった」「狭い森にたくさん集まったから食べ物がなくなりそう」「孤独だなあ」
最後は、再び水品さん登場。緑の回廊やつり橋などオランウータンが生き延びる方法を提案します。
今回の参加者は小学生、幼児連れの親子。あちこち逃げ惑ったり、果物を取り合ったり・・大人もだんだん白熱してきましたが、最後は真剣に話を聞いて下さいました。
板橋区立熱帯環境植物館では、1月末までBCTジャパンのパネル展をやっています。お時間のあるとき、お立ち寄りください。
当館での実施においては、課題解決を目的とした環境教育ではなく、まずは子どもたちに興味を持ってもらうプロセスを重視し、自然や命の大切さへの気づきを促すことを心がけた。このワークショップでは、フタバガキのタネを観察し、自分で試行錯誤しながら手づくりのタネを工作してみることで、生きものの生存のための工夫をより深く体感することができた。また作品鑑賞においては15mの高さから、本物のタネや作品が回転しながら落下してくる様は、幻想的であり、感動のあるワークショップとなったと考える。
詳しい報告はこちら(PDF)
小春日和の日曜日、オランウータンの吊り橋プロジェクト・シンポジウムに親子連れ、学生、動物園ボランティア、動物園関係者など約80名が参加しました。第1部は4号橋に参加した伊藤泰志さん(千葉市動物公園)の講演。日本出発から、現地の打ち合わせ、架橋作業、ホームステイの様子までスライドで説明、初めての方でも現地での吊り橋作業の具体的な流れ、大変さが理解できたと思います。第2部は、森由民さん(動物園ライター)の司会で、黒鳥英俊さん(1号・3号橋、上野動物園)、水品繁和さん(1号橋、市川市動植物園)、並木美砂子さん(2号橋、千葉市動物公園)、中西宣夫さん(1号・2号・3号・4号橋、BCTジャパン・サラヤ)、伊藤さん(前出)で、今までの吊り橋プロジェクトについてテーマ別に発表しました。

2011年11月12日、13日、熊本市動植物園でSAGA14が開かれました。距離的なこともあるせいかいつもより参加者は少なめでしたが、アットホームな雰囲気でした。
分科会で、日本の動物園のチンパンジーの高齢化、遺伝子の多様性を保つやり方など真剣に討議されていました。「チンパンジーは相手をより好みをするので、もてるオスはたくさん子どもがいるが、子どもが全然いないオスも少なくない。次世代の繁殖を考えるとパートナー探しが難しい」といった話も聞きました。野生動物も動物園の動物もそれぞれ大変そうです(どちらも人間が原因をつくっていますが)。
地下水で生活水をすべて賄っているという熊本市、熊本動植物園も水辺の自然豊かな環境に位置しています。屋形船でみる江津湖ツアー(水前寺のりの試食つき!)、熊本サンクチュアリツアーとエクスカーションも充実でした。
BCTジャパンはバナー展示、カンバッチ募金を行い、29,550円を集めることができました。ご協力ありがとうございました。




10月23日(日)・30日(日)の2日間、東山動植物園(愛知県名古屋市)で、ワークショップ『ジャングル万華鏡を作ろう!』『オランウータンの住むジャングル模型を作ろう!』が行われました(万華鏡1.5時間・ジオラマ模型約 2.5時間)。万華鏡は42家族、ジオラマ模型は60家族が参加しました。講師は、動物の解説に東山動植物園の職員の方々、クラフト講師としてBCTーJから環境アーティストの池田泰子が担当しました。
万華鏡では、鏡の反射とボルネオに住む動物たちの話を聞きながら、設計図からの子どもたちによるオリジナル万華鏡が2本作られました。製作しながら、動物たちがへっていること、動物園では貴重な動物たちを増やすために様々な努力をしていることなどの説明を受け、「この万華鏡のように動物たちがたくさんふえるといいね。」などの可愛い声があがりました。
ジャングル模型では東山動植物園の木村職員によるご自身のボルネオでの『オランウータンのための吊り橋』を架けた体験談や現地での体験談を交えたオランウータンについての説明、飼育をしている園内のオランウータンについての説明のあと、『食べる』『住む』『隠れる』『結婚をする』『家族のかたち』などのキーワードをもとに、『こんな森ならオランウータンが幸せに暮らせる』とそれぞれが考えたジャングルを形にしました。木村職員の吊り橋の話がとても印象的だったらしく、「これで川があっても結婚できるよ」「森がつながっておなかがすかないようにするんだ」などと説明をしてくれながら橋を模型の中に架ける子どもが多かったのがとても印象的でした。
普段接することのない地球の仲間たちをまあるい気持ちで愛する大人になってください!子どもたちの優しい気持ちに触れることができた1日でした。

2011年10月20日大成建設大ホールで、野生生物レスキューセンター建設予定地視察報告会が開かれ、学生、企業人、一般の方など約120にご参加いただきました。動物園として現地の生物多様性保全活動を行っている旭川市旭山動物園の坂東元園長、CSRの一環として今回同行していただいた大成建設(株)の丹下誠司環境本部企画管理部長のプレゼンテーションのあと、会場からの質疑応答を行いました。建設会社の視点から現地の状況を見ていただき...つづきを読む


2011年10月20日大成建設大ホールで、野生生物レスキューセンター建設予定地視察報告会が開かれ、学生、企業人、一般の方など約120 名にご参加いただきました。
動物園として現地の生物多様性保全活動を行っている旭川市旭山動物園の坂東元園長、CSRの一環として今回同行していただいた大成建設(株)の丹下誠司環境本部企画管理部長のプレゼンテーションのあと、会場からの質疑応答を行いました。建設会社の視点から現地の状況を見ていただき、今までわからなかった問題、これからクリアしなくてはいけない課題などが明らかになってきたと思います。
ひとつずつ歩みを進めていきますので、今後ともよろしくお願いします。なお、参加費や寄付などで75,310円集まりましたので、レスキューセンター建設費用にあてさせていただきます。ご協力ありがとうございました。詳しい報告は後日。


9月10日 JICA地球広場(広尾)で第3回ボランティアデイ特別企画:岡本健太郎氏講演会『もっと、もっとボルネオ!ボルネオ 生き物エトセトラ』を行いました。(参加者22名)
「私たちが保全しようとしているボルネオ島ってオランウータンとボルネオゾウ以外に何がいるの?」「どんな生き物のいる土地を購入しようとしているの?」
そうです!私たちが保全しようとしているのは、ボルネオオランウータンやボルネオゾウだけではありません。すべての生態系をつないでゆかなければ保全の意義はありません。そんな疑問にお答えする2時間半でした。講師に迎えた岡本氏にはボルネオに渡られた経験をもとに、昆虫、は虫類、両生類、哺乳類など様々な生き物の写真をたっぷりと紹介・解説していただき、ボルネオ島そのものへの理解を深めることによって、守りたいとゆう気持ちがより一層深まる講演会となりました。後半はオーガナイザーに動物園ライター森由民氏・ゲストに丸山氏を迎え、岡本氏と共にお客様からの質問にお答えしていただきました。年に1度の企画です。次回は皆さんもぜひ、ご自身が保全しようとしている世界をのぞいてみませんか。






8月10日・17日・24日 の3日間、市川市動植物園(千葉県市川市)で、ワークショップ『市川自然探検隊~生き物博士になろう!』を行ないました(各3時間)。子どもや市民延べ43名が参加しました。講師には市川市動植物園内(自然観察園、観賞植物園、動物園)の職員のかた3名が担当をしてくださいました。
初日の10日には自然観察園で阿部職員による自然観察の方法やマナーなど『自然観察ことはじめ』の指導をしていただきました。保全し続けているトンボ、入り込んでいる数々の外来種の観察とその説明、とりまく湿原や樹木、葉の中に隠れるクモや王者オニヤンマ。採取してきたものを教室で虫眼鏡や顕微鏡などでじっくり観察し、生きものカードも作りました。観察園の状態はすばらしく、トトロの世界に迷い込んだような、美しく楽しい1日でした。
2日目は観賞植物園大下職員によるマダガスカルや、熱帯の珍しい植物の観察です。パピルスなどを昔の人はどうやって紙にしたか、パパイア、バニラ、アブラヤシなどの私たち日本人の生活の中でよく使われている有用植物はどこから来るのか。スケールの大きな植物、根を持たないパイナップルの仲間たち、日本での常識をくつがえす植物の見学。教室に帰ってからは、見学したバニラなどの植物が世界のどこから日本に来ているのかなどを大きな紙や世界地図に書き込みながら考えました。休憩タイムに皆でパームオイルが使われているポテトチップやアイスなどのおやつを食べながら、私たちの生活はほとんどのものをどこかの国から運んできていることを実感しました。
最終日は市川市動植物園の職員であり、BCTジャパン理事の水品職員による動物園の見学です。市川市動植物園での飼育や保全の取り組み、力を入れている動物などの説明をくわしく伺いました。家畜、ペット、野生動物と、人間の関わり、つきあいかたを考えたり、外来種などの環境問題の話を伺ったり。エサをやりながらの見学では動物園ではどんなものを食べているかを興味深く見学しました。オランウータンの見学のあと、教室に戻り、今、ボルネオで起きている環境破壊などの問題について、水品職員による手作りの紙芝居で説明をうけました。生息地分断ゲーム(現野毛山動物園職員長倉かすみ氏考案)をみんなで楽しみながら土地が分断されるということについて考えました。最後に参加者に『私たちにできること』についてのアイディアを、(小さい子にはオランウータンへの手紙を)書いてもらいました。
スタッフも参加者も猛暑のなかでの3日間でしたが、感動の多い3日間でした。

●今年度後半のイベント、印刷物などの計画について ●会員ボランティアによるボランティアデイでの活動内容の決定(岡本氏生き物講演会・フェルト原毛で作るオランウータン人形講習会など)●大阪会員による大阪での環境教育活動計画報告 などを行い充実した3時間でした。今回特に8月に実施が決定した市川市動植物園でのワークショップの中で行う生息地分断ゲーム(現野毛山動物園職員長倉かすみ氏が考案)の実施のために長倉氏指導のもと、みなでゲームをシュミレーションして、意見を出し合いました。
旭山動物園、よこはまズーラシア、野毛山動物園、市川市動植物園など、枠を超えた複数の動物園職員が集まり、知恵を絞り、協力をしあって、環境へのメッセージをたくさんの人に伝えることで意識を盛り上げてゆこうと確認を取り合いました。*環境教育部会は年に2~3回行われます。ブースなどでの教育普及活動計画や会員のための自然観察会などの計画、動物園などでのイベント時の内容などが話し合われます。

日時:2011年8月20日(土)午後1:00~2:00、午後3:30~4:30
イベントでは最初ボルネオに棲む生きものの一部分だけを拡大した写真を見せて生き物を当ててもらいました。テングザル、ゾウ、オランウータン・・次々と答えてくれました。ビワハゴロモは難しかったかな?次に、「ボルネオと日本の不思議な関係」のお話。子どもたちも大好きなポテトチップスやクッキーやアイス・・実はすべてパーム油が使われていることは保護者でも初めて知ったという方がいました。その次は、アブラヤシのプランテーションで失われた森に棲む動物を体感するためのゲーム。どんどん棲む場所がなくなって「とても狭くて動けない」と子どもたち。森をつないでいくとやっと身動きがとれるようになりました。最後に、「森を増やそう」「みんなに伝えよう」とみんなで約束した後、缶バッジを記念に作って持って帰ってもらいました。
事前の申し込みは少なかったのですが、ふたをあけてみれば、各回25名以上の参加で大盛況でした。森もそこに棲む生きものも大事だし、パーム油もなくなると生活が困るから、どちらもなくならないような世界にしたいという子どもや、後ろのほうで聞いていたお母さん、お父さんの目が真剣だったのが印象的でした。
2011年7月19日、あいにく台風の夜でしたが、理事会、総会とも定足数に達し、2010年度決算、2011年予算とも承認されました。そのほかの議案も可決されました。
2011年7月で理事の任期が終わり、下記メンバーが理事として就任(再任も)されました。今年度は、緑の回廊、野生生物レスキューセンター、オランウータンの吊り橋、環境教育(テキストつくり・ワークショップ)などのプロジェクトを進めていきます。皆さま、今後ともよろしくお願いします。
理事長:坪内俊憲(BCT運営委員・星槎大学共生科学部准教授・獣医師)、理事 黒鳥英俊(上野動物園)、更家悠介(サラヤ株式会社代表取締役)、加藤登紀子(歌手・国連環境計画親善大使)、坂東元(旭川市旭山動物園園長・獣医師)、石田おさむ(帝京科学大学)、横塚眞己人(写真家 日本写真家協会会員)、竹田正人(大阪市天王寺動物園飼育担当課長代理・獣医師)、水品繁和(市川市動植物園)、山本達也(群馬サファリパーク・獣医師)、岩村惠子(ヤマザキ動物専門学校講師・元ロッカウィ・ワイルドワイフパーク飼育アドバイザー)、代島裕世(サラヤ株式会社広報宣伝部長)、荒川共生(旅行社・オルタネイティブツアーの企画実施担当)、中西宣夫(サラヤ株式会社研究調査員)、池田泰子(環境アーティスト)、石崎雄一郎(京のアジェンダ21フォーラム事務局コ―ディネーター)、森井真理子(フリー編集者・事務局長)



2011年7月2日(土)講師に千葉市動物公園並木美砂子さんを迎え、13時20分~17時まで、動物園でのワークショップ(昼の部)、18時から会場を替えて吊り橋4号架橋の報告会(夜の部)を実施しました。参加者14名、充実した1日となりました。 昼の部tage1のテーマは、「ヤギの個性発見」。用意された観察シートにヤギのフーディングタイムに合わせての観察、参加者による発表。家畜としての個を観ます。
stage2はゲスト講師三浦さんから『フサオマキザル』のレクチャーをうけてからの観察。野生動物の個を観ます。 stage3では今日1日の観察を1冊のノートにまとめて「自慢大会」。あっという間の3時間半でした。
千葉市動物公園では特に家畜、ペットなどの展示に力をいれていますが、野生動物も合わせて観察することで、家畜・ペット・野生動物の生き方の違い、ヒトとの快適な距離感を体感することができました。
夜の部は、講演「吊り橋プロジェクト・4号橋の架橋」同園飼育課・伊藤泰志さんから、今年5月のボルネオ現地でのオランウータンの吊り橋4号架橋と前後の見聞の報告でした。同じく飼育課・高橋宏之さんの機材設定で、充実した講演となりました。参加者とのやりとりでも、域外保全の拠点である動物園の成果が原生息域内で十全に活かされる道、現地とのコラボレーションのあり方等、今後じっくり追究されるべき方向が浮かび上がったと感じました。

会場には、オーガニック食品の販売やフェアトレード、育児に関する団体など100以上のブースが出展されていました。その中で、ボルネオ保全トラストジャパンは、ボルネオの動植物をあしらった缶バッチ作りの体験を通して、ボルネオの自然と私たちの暮らしの関わりについて知ってもらう活動を行いました。
当日の会場では、映画「ミツバチの羽音と地球の回転」も上映されていました。この映画では、原子力発電所建設に反対する山口県祝島の人々と再生可能エネルギーで電力をまかなっているスウェーデンの村が描かれていました。
伝統を重んじ、自然と共生しようとする祝島の人々の暮らし、それを守るために行動する人々の力強い姿に心をうたれました。そして、スウェーデンが再生可能エネルギーにシフトした背景には、住民一人ひとりの意識の高さがあることに気づかされました。
私たちと取り組んでいるテーマは違いますが、自然との共生を図ろうとする姿に共通する思いを見ました。
そして、一人ひとりの小さな行動から世界は変わっていくのだと勇気づけられました。
私たちのブースを訪れた子どもたちは、缶バッチの写真に写っている貴重な動植物に目を輝かせていました。これらの自然を少しでも守るのが私たちの使命です。これからも地道な活動を続けていきたいと思います。当日の缶バッチ募金では、11,200円が寄せられました。ご協力ありがとうございました。(BCTジャパン会員:羽原)

6月18日 JICA地球広場(広尾)で第2回『ボランティアデイ』を行いました。その中で、講師・アシスタント養成講座も兼ねる環境教育クラフトワークショップ、『パールで学ぶボルネオのくらし~ボルネオ産淡水パールで作るアクセサリー』を行いました。
BCT-J理事によるBCT-J活動内容概要の説明、パームオイルのプランテーションに見る経済格差とそこでおこる野生動物と人間の問題について話を聞いたあと、講師に八木沙代氏を迎えボルネオ産の淡水パールを使っての講習会が、行われました。
工具の関係で募集が10名までしかかけられず、少人数でのワークショップとなりましたが、「実演2時間では残念だ、もっとやっていたい!」という感想が多く聞かれ、あっという間の3時間でした。途中、ブースなどの出展の際にイベントとして使われる『缶バッチメーカーで缶バッチを作る』作業も体験していただきました。BCT-Jの缶バッチはご存じのとおり、「生物多様性缶バッチ」。理事による缶バッチに使われている写真の解説も入り、生きもの話もはずんだ楽しい時間となりました。


5月22日 上野動物園で、環境教育ワークショップ『動物園人のミッションと類人猿』が行われ、学生や市民19人が参加しました。講師には上野動物園教育普及指導係であり類人猿飼育のエキスパート黒鳥英俊氏をお迎えしました。ボルネオ島にも度々行かれている黒鳥さん、まず向かわれたのはアジアゾウ。ボルネオゾウの話から始まり、ニホンザル、ゴリラ、シロテテナガザルとどんどん話が進みます。上野動物園は日本でもトップレベルの都市型動物園。類人猿以外にもハダカデバネズミ、コビトカバ、オカピほかたくさんの珍しい動物たちのお話をしていただきました。
観察会最後の場所「アイアイのすむ森」で、「これからの動物園の飼育係は、動物たち本来の生息域にどんどん出て行ってそこで見てきたものをたくさんの人に伝えたり、その地で困っている問題があれば日本人の技術提供で一緒に解決したりなどができるかもしれない。保全に積極的にならなければと考えています!」と今の気持ちを語られました。
雨がひどく降る中でのワークショップとなりましたが、良いものを見せてもらったと素直に思える1日でした。