2025年8月4日〜10日、7日間のボルネオ野生動物スタディツアーを無事に終えることができました!
中学1年生から高校2年生までの、7名の学生が参加してくださり、熱心にフィールドワークに取り組んでいただきました。
参加者の皆さんは、ボルネオ島の熱帯雨林で出会う多様な動植物を間近に観察し、森の中でしか味わえない空気や音を五感を実際に肌で感じてもらうことができたと思います。
一方で、目の前に広がるプランテーションや森林伐採の現状は、大きな驚きとともに、それぞれが環境問題をさらに深く考えるきっかけになったようです。
オランウータンの保護施設や、マレーグマの保護施設を訪ねるほかに、サバ大学ではセンザンコウ研究者であり、「Pangolin Aware」の創設者として保全活動にも尽力されているElisa Panjang氏より、センザンコウが絶滅の危機にある現状について直接お話ししていただきました。教科書だけでは学べない「現場の声」に直接触れる学びの時間となりました。
今回のツアーでの体験が、参加者の皆様にとって忘れられない学びや思い出となり、今後の自然環境への関心や行動につながることを願っています。

