6月7日(土)モンベル渋谷サロンにて、写真絵本『キューのふるさとはボルネオの森』の出版を記念したトークイベントを開催いたします。当日は、BCTJ理事長の黒鳥英俊氏と、写真家・横塚眞己人氏によるクロストーク開催します。
動物園で暮らす動物たちが本来生きている「ふるさと」の自然環境が、今どのような状況にあるのかを知ることはとても大切です。多摩動物公園でオランウータン「キュー」の飼育を担当してきたBCTJ理事長の黒鳥氏が、動物園から考える生物多様性の保全について語ります。
横塚氏はこれまでに何度もボルネオ島を訪れ、熱帯雨林で生きる野生動物や、変わりゆく自然の姿をカメラに収めてきました。写真家としてのまなざしから捉えた自然の美しさとそのなかで暮らす命の尊さを語っていただきます。
さらに、ボルネオの熱帯雨林が直面する環境問題や、絶滅が危惧されているオランウータンをはじめとした野生動物たちの未来、BCTJの活動についても、幅広くお話しします。自然と人とのつながりを見つめ直すきっかけとなる、貴重なトークイベントです。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております!
日時
2025年6月7日(土)13:30~14:30(開場13:15〜)
会場
モンベル渋谷店サロン
〒150-0042
東京都渋谷区宇田川町11-5 モンベル渋谷ビル 5F[地図]
参加費
一般1000円、大学生以下は無料です
お申込み
こちらのフォームからお申し込みください。
プロフィール

黒鳥英俊 氏
1952年北海道函館市生まれ。1978年より上野動物園や多摩動物公園に勤務。ゴリラ、オランウータンなど、主に大型類人猿の飼育を担当。2007年よりボルネオ保全トラスト・ジャパンの理事を努め、2016年に理事長に就任。NPO法人日本オランウータン・リサーチセンターの代表も兼任する。

横塚眞己人 氏
1957年神奈川県横浜市生まれ。雑誌編集者勤務の後、写真家として独立。以来、沖縄県・西表島、マレーシア・ボルネオ島や中米・コスタリカの熱帯雨林といったフィールドで自然、人々の営み、動物、植物、環境問題など幅広いジャンルをテーマに活動する。
主な著書に「ゾウの森とポテトチップス」(そうえん社)
「熱帯雨林のコレクション」(フレーべル館)など多数。
お問い合わせ
ボルネオ保全トラスト・ジャパン事務局
email: info@bctj.jp