11月13日(木)にボルネオ島から研究者、ヌルザファリナ・オスマン博士を招いて大阪でセミナーを開催いたします。
ボルネオ島では、森林開発や農地拡大により、ゾウと人との軋轢が深刻化しています。現場の最前線で研究を続けるボルネオ象の専門家、ヌルザファリナ・オスマン博士をお迎えし、特別セミナーを開催します。
マレーシア・ボルネオ島バ州を拠点に、絶滅危惧種であるボルネオゾウの保護とゾウと人間の共存モデル構築を推進する生態学者・保全活動家です。マレーシアの サバ大学 において野生動物保全、生態学、行動学、人間‐野生動物のコンフリクトを研究しています。2018年にSeratu Aatai というNGOを設立し、アブラヤシ農家、地域住民、地方自治体、現地のNGOと協働し、ゾウの行動パターンを知るためのモニタリングやアブラヤシプランテーション内の移動ルートの確保、地元住民に理解を得るための啓発活動を続けています。
2025年にはイギリスの The Whitley Fund for Nature(WFN) による「世界の自然保全分野で卓越したリーダーシップを発揮した人物」に贈られるWhitley Awardを受賞。その活動は国際的な注目を集めています。講演ではボルネオゾウの生息地の分断における人間活動の影響、ゾウによる被害と人間の報復の連鎖をどのように防ぐのかなど、ボルネオゾウと人間の共存に向けた取り組みをお話いただく予定です。

概要
日時:2025年11月13日(木)会場18:00~ 開演19:00〜21:00終了
場所:大阪市中央区本町3丁目6番4号 本町ガーデンシティ4階 [地図]
講師:ヌルザファリナ・オスマン博士
会場:定員60名(先着順)
参加費:無料
主催:特定非営利活動法人ボルネオ保全トラスト・ジャパン
共催:日本学術振興会研究拠点形式事業JPJSCCB20250006
お申し込み
nobuo5002@peach.ne.jp または 申込みフォーム よりお申込みください
〜ボランティア募集中〜
セントレジスホテル1階での会場案内をお手伝いしてくれる方を募集しています。
集合時間:18時30分
*講演会にもご参加いただけます
*交通費の支給あり
